アラン・デュカスのマルシェ(市場)

625_goo 銀座の真ん中、シャネルビルの屋上にフランスのマルシェ(市場)が出現!
世界的スーパー・シェフ、アラン・デュカス氏の東京でのレストラン「BEIGE」で扱われている、日本の食材が、その生産者とともに登場して、並びました。

1987年、モナコで33歳の史上最年少のミシュラン三ツ星シェフになったデュカス氏は、'96年には再度、パリで三ツ星を獲得。さらに、他のレストランでも星を獲得して、今や最強の8ツ星シェフです。

料理人は、お客さんに最良の材料で作った料理をださなければならない、という哲学を持つデュカス氏はみずから生産地に赴いたり、ネットワークを駆使して、日本の食材を求めています。
現在、「BEIGE」で使われいる食材で、トリュフやフォワグラなどのように日本では生産が難しいものを除けば、ほとんど日本のものが使われているとのこと。その割合は85~90%及ぶということです。

625_2 おいしそうな野菜が並びます。
いろいろな種類のキノコです。

625_3 子豚もいました。→

他に魚やチーズ、ワイン、そしてコーヒーまで。
本場のマルシェさながらでした。

625_4 たくさん取材を受けているデュカス氏でした。

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FAUCHONの美しくなるティ

6252 19世紀、パリに生まれた小さな食料品店FAUCHONフォション。
今では日本でもその味がいろいろと楽しめるのが嬉しい。

今回、発売されたフレーヴァー・ティ「レ・テ・フォション・ボテ」は「ビューティ」「ダイエット」「ヴァイタリティ」がテーマ。
それぞれ、異なるハーブなどの材料をブレンドして香り豊かに仕上がっています。

グリーンの箱の中には小袋が7つ。
ティの入った三角ティ・バックがひとつずつ入っています。

小袋を開けたとたんに、甘い香りが広がる「ビューティ・ティ」。
オレンジ、カモミールの香りが品良く漂い、午後のお茶タイムにのんびりと飲みたい。

「ダイエット・ティ」はほのかな苦味が。
これはブレンドされているタンポポからのものらしい。
緑茶も入っていて、このティだけで満足。
確かにダイエット向きかも。
眠気ざましにも良さそう。

「ヴァイタリ・ティ」には、効果が高いことは実証済みの高麗人参がブレンドされているのが、ミントやマンゴーの香りで、高麗人参特有の気になる匂いが感じられません。
「人参の効果は知っているけど、あの匂いがちょっと」という人にはおすすめです。
なんだか元気が沸いてきます。

ナチュラルな材料を使ったフレーヴァー・ティというと、「あまりおいしくないけど健康にいいの」みたいなものが多いのですが、ここまで香り豊かに作っているのは、さすがフォションです。

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イタリアからおしゃれなテーブルウェア

615_3 イタリアのitalesse(イタレッセ)というおしゃれなワイングラスやデキャンタが日本初上陸。
レイジースーザンから発売されることになり、発表会が開かれました。

イタリアン・イケメンのオーナー、マッシモ・バルドゥッチ氏から商品コンセプトの説明があったのですが、クリスタル・グラスの扱いの他、ポリ・カーボネイトのものに力を入れているというのが、目新しい感じがしました。

ポリ・カーボネイトというとカジュアルなものが多いのですが、イタレッセの商品は色合いが大人で、おしゃれ。
マッシモさんは、イタリアではゴルフ・クラブで使われていたりする、などと言っていましたが、リゾート・ホテルのベランダ席や子供がいる家庭など、壊れ物を心配するような場所に最適だと思ってしまいました。
子供に小さなワイン・グラスにジュースを入れてあげたりすると、テーブルマナーを学ぶことができるのではないでしょうか?

レイジースーザンのフラッグシップ・ショップ、北青山店ではすべてのラインナップが在庫中。

615_4 プレゼンテーションがかっこよかったです。

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ニュージーランドのプレミアム・ワインがTwo Roomsで飲み放題

最近、女性に人気のニュージーランド・ワイン。
日本と同じぐらいの大きさのニュージーランドですが、大きく、北島と南島の二つの島に分かれています。

南島の一番北に位置するワイン産地がニュージーランドのプレミアム産地のひとつネルソンです。
7月初めにそのネルソンを今のように有名した生産者ノイドルフのオーナー兼醸造家のティム・フィンとその奥さんのジュディが「ピノ・ノワール・セレブレーーション・ジャパン2009」の開催に併せて来日します。

Pioneersbig_2 1981年にフィン夫妻はネルソンでワイン造りを始めました。
当時の写真を見ると、まるでヒッピー・ムーヴメントを引きずっている感じです。
なんとも時代を感じる写真です。
背景に見える建物は今でもワイナリーとして活躍中です。
最初はシャルドネの評価を得て、国内外で知られるようになったノイドルフですが、2000年前後からブライトウォーターやムーテリーのブドウと使い、ピノ・ノワールでもワイン評論家の絶賛も浴びています。ニュージーランド・ワインの評論家としてはピカ一のマイケル・クーパーから5ツ星を獲得しています。

Pinotnoir2006 7月5日(日)午後4時~6時、そのムーテリー・ピノ・ノワールやムーテリー・シャルドネなどニュージーランドのトップ・ワイナリーのワインを6酒類、さらに自慢のお料理が堪能できるワイン会が、青山のTWO ROOMSで行われます。
もちろんフィン夫妻も来場です。
青山通り紀伊国屋スーパー跡にできた新しいビルの、スタイリッシュなレストラン&バーのTWO ROOMSは一度は行ってみたいお店です。
雰囲気はまるでシドニーのトップ・レストラン。
お客の外人率が高いのもうなずけるお店の造りです。
ダイニング、バー、テラス席、と三つの顔を持ったお店は、東京でも少ない形態。
会費はコミコミで\7,000。
お店の偵察がてら行くにはお買い得です。おいしいワインとお料理も楽しめるし。
お問い合わせ&お申し込みはwww.tworooms.jp まで。
気になるけど、なかなか味わえないニュージーランドのトップ・ワインと、シェフがマッチングを考えたお料理は、自宅でワインを楽しむヒントになるはずです。

Neudorfjudytimfinn ←現在のフィン夫妻。ちょっぴりふくよかになった感じ。

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早くも秋・冬商戦

615 デパートなどに酒類をおろしている升喜の商談会がありました。
早くも、秋・冬商戦向けです。

お約束のボジョレー・ヌーヴォーもディスプレイがお目見え。
オリジナルのラベルは、可愛いイラスト。
なんだか楽しくなるラベルです。
まだ、ブドウの実もなっていないのですが…。

今回はワインが多く、出品されていました。
中でも、相変わらず売れ筋のスパークリング・ワインが多いのですが、消費者もスパークリング・ワインを飲みなれてきたので、シャンパンにはこだわらくなっているようです。
価格のこなれている、クレマンやカバに人気があります。

615_2 変わったラベルのカバは「1+1=3」。
1+1=2以上のワインという意味らしく、なかなかの味わいです。

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オーストラリア・ワインの今

先日、6月1日から5日まで南オーストラリア州の「ランドマーク・オーストラリア・テュートリアル」が開催され、ワインオーストリア日本事務所からメディア・リリースが送られてきた。

オースラリア・ワイン界最高の講師陣による、オーストラリア・ワインの浸透を目的としているこのセミナーに日本からも一名、岩城ゆかり氏が参加した。
しかし、そのコメントが「樽と果実味ばかりが強いシャルドネと、アルコールの高い濃いブロックバスター・シラーズ』というイメージは見事に打ち崩され、それは豪ワインの20年前の姿でしかないことを強く実感しました。」
・・・・・・。
現在、世界のワイン界はダイナミックに動いている。
自動車業界ではアメリカの巨大メーカーが同じ自動車を作り続け、破産状態に追い込まれている。
ワインも同じである。20年間も同じものを造っているはずがない。
オーストラリアはカリフォルニアよりもいち早く、オーク香の効きすぎ、パーカー好みのワインからの脱却を図った。
これはアメリカ市場も有力ではあるものの、ヨーロッパ(特にイギリス市場)のマーケティングによる。

「大企業主導イメージの強いこの国で、実はワインショーのジャッジング・システムを通し、生産者間でファインワインに対する高い見識が共有されており、広大な国土をダイナミックに縦断する血縁関係や師弟関係が脈々と息づき、意外なほど家族的なワイン文化を造り上げている事実にも触れることができました。」というのは牧歌的コメントだろう。
今、オーストラリアやニュージーランドで進行しているのは投資家グループ(医師や弁護士、企業経営者など)によるワイナリー設立(USAがビジネス・モデル)であり、いかに優秀なワインメーカー、ワイン・コンサルタントを雇うか、である。
そうでなれば、ワイナリーの初リリースのワインが全国的なワインショーでいきなりゴールド・メダルを獲得すべくもない。
今、ボルドー大学では英語教育に力を入れている。
フライング・ワインメーカー(空飛ぶワインメーカー)をオーストラリアに独占させないためだ。現代のワインメーカーは南半球でも北半球でも仕事をする。

オーストラリア・ワイン界のもっとも特徴的なことは、もともとワイン用ブドウ栽培に向かない土地で、ヨーロッパを基にしながらも独自の栽培方法を見出したことである。
同じくブドウ栽培に向かない日本では、長野県の一部でオーストラリアのリチャード・スマート氏のアドヴァイスを受け、成果をあげている。
土壌も、気候も異なるフランスの真似事をするよりも、オーストラリアの開発していくパワーを見習った方が良さそうに思えるのだが…。

この頃、チリやアルゼンチンのワイン造りが格段に向上してきている。
世界的規模を持つヨーロッパの生産者たちが、自由で安価なワイン造りを目指して、投資を進めているせいもが、輸出向けワインの品質は明らかに良くなっている。
高度な場所は、冷涼で、酸の出てきかたがすばらしい。
今でも、一部は補酸(暑いため、ブドウ果実の熟成が進み、果実味と酸のバランスが悪くなるため、酸を添加する)が行われているオーストラリアは少し、つらい。
また、チリ&アルゼンチンワインは価格面で有利なため、特にチリ・ワインのオーストラリアへの輸出が増している。
昨年、悪天候のため、ブドウ生産量の減ったオーストラリアは、ワイン生産国でありながらワイン輸入国になりつつあるフランスと同じ道をたどるのか? という不安を抱えてはいないのか?
こうした議論がなされたかどうか、興味深いものがある。

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アルザスとローヌのワインの試飲会

64 フランスの有名ワイン生産地、アルザスとローヌのワインの試飲会がありました。

アルザスはフランスではもっとも北にあり、ドイツに近い場所。
歴史的には、ドイツ領になったり、フランス領になったり、と大変な経験を積んできた所です。
そのため、ドイツ風の名前の生産者も多いのです。
ワインは冷涼地域のため、白ワイン。
畑はグラン・クリュに格付けされたものがあり、そこからのブドウで造られるワインはやはりすばらしいものがあります。

ローヌは大きなローヌ河の中流域から下流域までの、ヴァッレ・デュ・ローヌ(ローヌ渓谷)のものです。
エルミタージュはやはり世界でもっともエレガントなシラーです。

ただ、双方とも、躍進目覚しいニューワールドや、協同組合が設備投資をして輸出に力を入れているスペインなどに比べると、停滞感はいなめなません。
割高感のあるワインに感じられ、これからのマーケティグを含め、どういった方向へ行くのか、と思ってしまいます。

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フランスの新進女性醸造家

52 昔はワイン造りは男の仕事、と言われ、女性醸造家など考えられなかったフランスでも、最近は女性醸造家が増えてきています。

シャンパーニュのビルカール・サロモンの株主であるフレイ家はボルドーのメドック格付け3級のシャトー ラ・ラギューヌ、さらにローヌのエルミタージュにあるポール・ジャブレ・エネを所有しましたが、長女のカロリーヌ・フレイが醸造責任者を務めることになりました。
ボルドー大学卒業後、ニューワールドでもワイン造りの経験を積み、ボルドーを代表するワイン造りの権威ドゥニ・デュブルデュー教授の協力を得て、エレガントなワインを生み出しています。

シャトー ラ・ラギューヌは2004年から、ポール・ジャブレ・エネは2006年から醸造に携わっているので、これからワインの熟成が進むと、ワインの真価が表れてきます。
楽しみです。

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ニュージーランド・ワイン試飲会

「ニュージーランドワイン トレードフェア」というニュージーランド・ワインの試飲商談会がありました。

日本にニュージーランド・ワインを輸入しているワイン輸入会社や、まだ日本に輸入されていないニュージーランドの生産者たちがテーブルにワインを並べての試飲商談会です。

ニュージーランドといえば、白ならソーヴィニヨン・ブラン。赤はカベルネ・ソーヴィニヨンと、冷涼地域のピノ・ノワールです。
ソーヴィニヨン・ブランは一時期の、花の香りがあふれるフルーティなのから少しドライへ移行。
ピノ・ノワールは価格が高くても世界的に売れる(ニュージーランド・ワインはオーストラリア、UK、USAの輸出が多い)ので、生産量が増えています。

64nz003 今回はピノ・ノワールで注目を浴びるセントラル・オタゴの生産者による会員制組織「セントラル・オタゴ・ピノ・ノワール・リミテッド」がテーブルを出展。
サブ・リジョン(セントラル・オタゴをさらに小さな生産地区に分けたもの)ごとに、ワインを2、3本試飲できるのが新嗜好。
「ピサ」は驚くほどタンニンが強く、「クロムウェル」はボディ感があるしっかりしたワイン、アレクサンドラは地域が広いせいか多彩なスタイルを持ち、バノックバーンは冷涼さを活かしてもっともブルゴーニュ的、と微妙に違うところが面白い。

日本に売り込みにきたワインの生産者のレベルも高く、セントラル・オタゴのMisha's Vineyardなどは生産1年めにしてニュージーランド航空ワイン・アウォーズでゴールド・メダルを受賞するほど。ワインメーカーはオーストラリア人二人組みだが、ブドウの良さを引き出している。アロマティック系の白ブドウ、リースリングやゲヴュルツトラミネールなどに力を入れているのも、ディレクターのミーシャ・ウィルキンスさんのアジア滞在期間が長かったせいかもしれません。

若い女性に「ニュージーランド・ワインを買いたいのだが、どこで買ったり飲めたりするのか?」と訊かれることがあります。
ニュージーランドのクリーンなイメージがあり、それがワインに対して良い印象を持っていると思えるのですが、生産量が少ないので、扱っているレストラン、販売店が少なく、しかも他のニューワールド・ワインの生産地域に比べて高額。
いかに量的にマーケットを広げ、価格を抑えるかにこれからのニュージーランド・ワインの将来がかかっているでしょう。

家飲みなら、2000円前後でも、レストランで飲むと6000円を超えてしまう、というのは現在の経済状況ではとても厳しい要素です。
やはりF1,F2層に対しての広報活動をいかにうまくするかで決まることになりそうです。

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チリワインの今(2)

528 チリ・ワインと言えば、今まではおおむね「安くておいしい」というものが多かったが、最近ではプレミアム・ワインも出てきている。

ヴィラード・エステートは、冷涼地域のカサブランカ・ヴァレーに1989年、設立されたチリで初めての家族経営のプレミアム・ワインのみを造るブティック・ワイナリー。
フランス系移民の息子がワインメーカーで、エレガントなワインを造る。
ボトルもとってもおしゃれ。
次世代のチリ・ワインです。

ワインメーカーが手にしているのは、TANAGRAと名づけられたシラー。樽発酵をして、同じ樽で1年間熟成させています。
もちろん樽はフレンチ・オーク。
北ローヌのプレミアムもののようなワインです。

528_3 今回、赤で目立ったのは、カルメネールをラベルに書くことが定着していること。
一時はメルロと混乱していたのが、コンチャイトロなどが区別したことで、他の小規模生産者も区別しているようです。
完熟しないと、少し薬品ぽいニュアンスが気になるが、うまく造ると変わった味わいのワインになるのがおもしろい。
カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーにカルメネールをブレンドしたワインは、チリらしくて良い感じです。
日本未輸入ですが、3000円以下ならぜひ食事とともに飲んみたいワインです。

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