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2009年2月

幻の焼酎なるもの

225 宮崎と言えば、やはり焼酎。
知人から、「幻の焼酎」と言われたいただきものが井上酒造の「飫肥(おび)杉 爽(さわやか)」
芋焼酎です。

井上酒造は明治創業の老舗で、初めて減圧蒸留100%の焼酎を造った蔵元です。
生産量は現在2万石ですから、かなりの規模ですが、東京ではなかなかお目にかかれないお酒です。

飫肥杉というのは日南地方特産の杉のこと。
「爽」と名づけれらているように、口あたりがソフトで、芋焼酎が少し苦手という人にも飲みやすく仕上がっています。
しかし、「幻の酒」と言われるだけあって、雑味がなく、するりするりと飲めてしまう…銘酒です。
こんなおいしい焼酎が1000円以下!
近くで売っていたら買っちゃいます。

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新潟の地酒、五百万石 摂田屋

200911 米どころの新潟は地酒造りが盛ん。
景観づくりモデル地区に指定された長岡の摂田屋地区は、酒造りと醤油造りの古い町並みを残す場所です。
数多い蔵元の中でも、吉乃川で有名な吉乃川酒造は天文17年と言うから1548年創業という老舗。
極上吉乃川は淡麗ながらもふくよかな香りを持つ吟醸酒として最近、人気が高いのですが、「五百万石 特別純米 摂田屋」は新潟の酒造用最適米「五百万石 」を使った伝統的な日本酒です。
現在、新潟限定販売ですが、ボディ感とアミノ酸の旨みを感じる、地酒らしさが嬉しい酒。

ボトルをくるんでいる包み紙は、摂田屋地区の絵地図です。
地図の中に「サフラン酒本舗」という文字が見えます。
「サフラン酒」とは何?と不思議に思い、後で調べたら、以前は養命酒と人気を二分した薬酒とのこと。
今度は摂田屋まで行ってみたいものです。
200913 

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旅情は日本酒で

20091 暖冬なのに雪見酒をしたくなり、雪国へ。
地方の駅でお酒を買うのは旅のお楽しみのひとつです。

朝日酒造といえば、思い浮かべるのは久保田。
しかし、電車の中で、常温でゆるゆる飲むのに久保田は立派過ぎ。
そこで、特別純米の「特別純米 参乃 越州」。
お値段も1000円そこそこと、構えずに飲むには最適の価格です。

淡麗辛口とお店のPOPには書かれていましたが、「辛口」というよりはワインの「ドライ」という感覚に近いのもの。
フルーティさも嫌味なくあり、するすると飲める酒です。
新潟のおかきとともに味わう旅の味です。

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チャック(ライニンガー)がやってきた!

25 先日、"Taste Washington"というUSAワシントン州(シアトルのあるところ)の大きなワインの試飲会がありました。
何人か、アメリカからも生産者が来日したのですが、ワラワラというシアトルからカスケード山脈を越えて、400キロメートルぐらい内陸に入った場所からチャック・ライニンガーがやってきました。

10年ほど前、ワシントン州ワインが日本で紹介され始めた頃、現地取材に行った時にあった生産者の一人がチャックでした。
ワイナリーは、なんとワラワラ空港の工業団地みたいなところにあり、2人ほどで仕込んでいるところでした。
もともと本チャンのクライマーで、山岳ガイドをやっていたのですが、奥さんに「子供もいるから危ない仕事は止めて」と言われてワインの仕事を始めた、と言う少し変り種です。
しかし、とてもまじめな人で、丁寧なワイン造りにその人柄が現れています。

カベルネ・ソーヴィニヨンメルロを造っているのですが、ニューワールドのワインにしては長熟型で、ヴィンテージから4、5年経つとタンニンがすごくまろやかになり、価格以上の味わいのワインとなります。
また、カルメネール(チリでメルロと間違われて栽培されてきたボルドーのブドウ)など変ったワインも造っています。
ワシントン州ではカルメネールの畑はすごく少ないけど、やりがいがある、などと言っていました。

家族の話をしていたら、息子がワイン造りに興味を持っているらしく、「ボトリングを手伝ってくれるんだ」と嬉しそうに語る、良き家庭人です。

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