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2009年3月

Foodexのオレゴン・ワイン

36foodex今年もFoodex(食品見本市)の季節がやってきました。
幕張メッセまで、雨の中をなんとかたどり着くと、今年は天候のせいか、景気の悪さのせいか、いつもに比べお客が少ないのです。
おかげで、ゆったりと見て回ることができました。

アメリカの区画には、オレゴン・ワインがスタンドを出していました。
何本か試飲したのですが、なかなかのものです。
生産者も一人、ワインをサービスしています。
Five Hのオーナーのドイル・ハインマンさんです。
オレゴンではとても有名なヘンリー・エステートに長らく勤めて、自分のワインを造り始めた人です。

36foodex_2白はリースリング。
ズースレゼルヴを使っているため残糖の残ったドイツ・スタイルのワインです。
食べ物と合わせる、というよりもこのワインだけをしっかり冷やして、夏にゆるゆると飲んでいたいワイン。
赤はメルロにプリミティーヴォをブレンドしたもの。
なんだかスーパー・タスカンみたいなブレンドですが、なめらかさとボディ感のバランスがよく取れています。
ラベルもお洒落。

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高額ワインに踊る男たち

226_ アメリカ合衆国第3代大統領トーマス・ジェファーソン。
じつはワイン好きで、駐仏大使時代に、ボルドーやローヌに訪れ、高価なワインを本国に送ったのです。

実に200年の時を経て、1985年、ロンドンのクリスティーズに現れたのがトーマス・ジェファーソン所蔵だったシャトー・ラフィット1787年。
オークショナー、マイケル・ブロードベントのお墨付きをもらったこのラフィットを皮切りに、超オールド・ヴィンテージのワインが続々と登場し始めたのです…

『世界一高いワイン「ジェファーソン・ボトル」の酔えない事情』には1970年代から高額ワインを購入しはじめたアメリカのミリオネアーたちが多数登場します。
彼らは飲むためではなく、所有していることに満足するために血眼になり超高額ワインを求めたのです。
これには、パーカーの100点ワインのワイン会を催すことで満足感を得る、21世紀のアメリカのワイン・コレクターに通じるものを感じてしまいます。

本書と「パリスの審判 カリフォルニア・ワインVSフランス・ワイン」「ワインの帝王 ロバート・パーカー 」を併せ読むと、1970年代頃からのアメリカのワイン市場の状況がよく判ってきます。

冷静に考えると、「本当にこれがジェファーソンが持っていたボトル?」と疑問を抱く筈だが、チューリップ騒動と同じで、周りが見えなくなってしまうみたいなのがおもしろいとことろでしょう。

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東京の蔵元─石川酒造

227__2 東京にも日本酒の蔵元が12あります。
やはり水が大量に必要なためか東京西部(多摩地区)に多く集まっています。

そんな蔵元のひとつ、多摩自慢とくブランドで有名なのが石川酒造。
拝島駅から歩いて10分強、古い蔵がいかにも蔵元らしい風情です。

石川酒造では、仕込み時期以外は見学もできますが、おいしい食べ物処が二つもあるのが嬉しいのです。
ひとつは地ビールが飲めるイタリアン・レストランの「福生(駅は飯能でも蔵のある住所は福生)のビール小屋」、もうひとつは和食・そば処の「雑蔵」です。
地元の野菜をふんだんい使ったイタリアンも良いのですが、冬にはやはり新酒の楽しめる「雑蔵」へ。

227__3 酒に合うおつまみがたくさんあります。
澤の井の「ままごとや」ほどではありませんが、地元では良く知られている店(おいしくて安いなので、いつもたくさんの客でにぎわっています。
おつまみ類はシンプルな定番な肴ですが、さすがに蔵元だけあって、味は一流。
海外のワイナリーでも併設しているレストランはとてもおいしい。
お酒も料理も、おいしさを追求する、ということでは同じですから。
店の手際が良く、おつまみはさほど待たされることなく到着。
お酒はさすがに蔵元だけあって、季節限定品や特別醸造などもでグラスでいただけます。
グラスが90mlなので、いろいろな種類を飲めるのがまた良いのです。
お水を頼むと、仕込み水をグラスで運んでくれるのも蔵元ならでは。
〆にお蕎麦をいただき、満足。

帰りにはお土産ショップを覗いて、めずらしいお酒を購入。

都心から近くてもこんな素敵な場所があります。

227__4 お土産の1本
純米吟醸の「原峰のいずみ」
多摩市内の通称「原峰の里」で湧き水を利用した「あいがも農法」によって栽培された麹米と、多摩川に近い一ノ宮と和田地区で栽培されたうるち米を使ったお酒。精米歩合50%の吟醸酒。
吟醸らしいさわやかな飲み口ですが、まっすぐ、シンプルに造られた良さを感じる1本です。

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