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2009年5月

チリワインの今(1)

チリ大使館が音頭をとったチリ・ワインの試飲会が行われました。

すでに日本に輸入されているものと、輸入業者探しに遠路はるばるやってきたチリの生産者のスタンドが並んでいます。

まずは「チリ=カベルネ・ソーヴィニヨン」は終わっている、という感じ。
ソーヴィニヨン・ブランやシラー、さらにはピノ・ノワールのボトルが増えています。
また、以前はメルロとして扱われていたカルメネールが堂々とラベルに表記され、チリらしさのあるワインとして売り出そう、という気合が感じられます。

528 まずはアンクラというワインをテイスティング。
こちらはすでにピーロート・ジャパンが去年から業務用に扱っているワインです。
「アンクラ」とは錨のアンカーのこと。
オーナーがノルウェー出身のアルマドール(船のオーナー)のためで、ラベルには錨がイラストがデザインされています。
これが1000円前後とは思えない味。
赤はマイポ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨン。
少し前のパワフルなカベルネ・ソーヴィニヨンからよりソフトでバランス重視のワインとなっています。
タンニンもほどほどで、デイリー・ワインとして最適。
白はセントラル・ヴァレーのシャルドネ。
こちらもあまり樽香をきかしていない、フレッシュ感を楽しむワイン。
フラッグシップ・ワインは「アルマドール」。
こちらのワイン・コンサルタントは有名なカリフォルニアのポール・ホッブス氏。
メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、ケルメネールともに自然な感じのモダンなワインは、さすがという感じ。
パーカー・ポイントも90点近くと、ニューワールドの新しい生産者としてはがんばっています。

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メグレ警視とワイン

527_ 最近、フランス国営放送の作ったTVドラマ「メグレ警視」を観ているのですが、時代設定が1950年代前半ということもあり、パイプ(もちろんメグレ警視!)、葉巻、紙巻といった煙草類をぷかぷか、お酒はスピリッツからワインまでがぶがぶ。
容疑者から進められたウィスキーをどんどん飲んでしまうのが、時代を感じさせます。
仕事の合間に立ち寄るバーでメグレ警視がよく注文するのが「blanc sec」。辛口の白です。
あるストーリーではバーのオヤジがワイン産地へワインを買い付けに行っているので留守だ、と店番のマダムが語る場面があります。
店で仕入れたワインをカラフェ代わりの空きボトルに入れて出しているのです。
価格と味、これが店のオヤジの腕の見せ所でしょう。

ナイトキャップにはコニャックをよく飲むのは、パイプ愛好家のメグレ警視ならではと言えます。
ドラマでは、小説ほどグルメではなくて、あまり料理がでてきませんが、海外ロケ(フィンランド)では、土地の名物料理が出てきました。

パリ以外のところでもロケをして丁寧に作られていて、日本の2時間ドラマのご当地ものよりも見ごたえがあります。
暗い場面に効果的にライティングする手法は映画的で、1時間半ある長さも気になりません。

ということで、ドラマを観ているとワインが飲みたくなったのですが、この時期に最適なのはやはり白の辛口。
適当に買ってきたのが、スペイン、ラ・マンチャ地方のアイレンから造ったワインです。
ラ・マンチャ地方はスペインでももっとも広い生産地域で、協働組合のワインが多いところです。
しかし、この2、3年、この協働組合もののワインがあなどれないのです。
一時期、質の問題から世界的に売れなくなっていたのを、設備投資をして、ワインのスタイルも現代に受けそうなものをマーケティングして開発。
ローカルなブドウのアイレンもすっきり早飲みタイプのワインに仕上げています。
低価格で高品質。これが今、一番売れるワインです。

こうしたワインにはシンプルな料理が一番。
ペンネをゆでで、ベーコンをからめ、たっぷりパルメザンをかけたものなどが合います。
実際、イタリアで毎日、食べているのはこんな感じでした。

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仙山白酒

5_2 中国で一番多くつくられているのが白酒(パイチュウ)です。
高粱などの穀類を原料にした蒸留酒で、唐・宋の時代(7世紀~13世紀)からつくりはじめ、今では中国の酒類の全生産量の80%も占めてるのです。

アルコール度50度以上は、かなりお酒を飲みなれている人でないとキツい。

縁あって輸入業者から譲っていただいた仙山白酒は、倉庫で5年以上の熟成もの。
最初は「これやぁ、大変なものを手に入れてしまった」と思うぐらい強力な香り。
しかし、しばらく経つと、牡丹の花のような香りが出てきて、中国酒ならでは、という感じなりました。
少しずつ毎日飲んでいると、日が経つにつれ飲みやすくなります。
手元にあった、小さなモーゼルグラスで飲んだのですが、口が広がっているため、アルコールのきつさに悩まされることもなく、正解でした。

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ワイン・セミナー

5 ピーロート・ジャパンが扱っている3つの生産者のワイン・セミナーが行われました。

シャンパーニュのボワゼルはいつもながらのすっきしりたシャンパン。
今回は2000年のロゼも試飲できました。

スペインからはマス・ダン・ジル。
プリオラートにあるワイナリーですが、ガルナッチャ・ブランの白が、スペインらしいくコクのあるワインに仕上がっていておもしろく感じられました。

ドイツからはシュロスグート・ディール。
樽を使っていない、日本向けオリジナルのブルグ・レイヤーが女性好みで、なかなかマーティングしていると思えました。

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自転車&ビール

524_mavic 昨日は一年に一回の国際自転車ロードレース「Tour of Japan」 の東京ステージ。
生憎の雨が少し悲しい。
レース前のパドックは誰でも入れるテキトーさ。
グレッグ・レモンをインビューを受けているのを見たり、ローラーでアップしている選手(軽くペダルを踏んでいるのに、しっかりラクダ姿勢になっているのはさすが!)を眺めたりなかなか楽しいです。

Mavicのサポート・カーはイメージ・カラーの黄色で格好いい。
ルーフにはカーボンのリムが…とても高価です。

524_ シマノのブルーのサポート・カーもなかなかです。
日本のパーツは世界一流ですが、選手は欧米に比べて選手層が薄いせいか、なかなか世界で活躍できる日本人は少ないのが残念。
そういえば、以前仕事で南フランスの湖のあるリゾート地に行った時に、老若男女がチームジャージを着て走っていました…。
あれぐらい誰でも走っていると早い選手も出てくるのでしょう。
そう言えば、メグレ警視も「子供の頃、自転車が欲しくて貯金して買った」とドラマの中で言っています。

スタートから400メートルぐらいのところでパレード(グレッグ・レモンが先頭)を見たのですが、30人強が、1台200万円以上するロードレーサーでシャリシャリ走っていくのは、鳥肌が立つほど素敵でした。

524__2 お天気が悪いので、周回路になる大井に行くのは諦めて、日比谷公園でこれも恒例のオクトーバーフェストへ。
ビール祭りです。

色の濃い方が富士桜高原麦酒の限定もの「オクトーバーフェストメルツェン」。
カラメル味が香ばしくでおいしい。
色の薄い方は同じく富士桜高原麦酒のピルスです。
こちらはすっきり辛口。
ソーセージと厚切りベーコンですっかりドイツしました。

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