ニュージーランド・ワイン試飲会
「ニュージーランドワイン トレードフェア」というニュージーランド・ワインの試飲商談会がありました。
日本にニュージーランド・ワインを輸入しているワイン輸入会社や、まだ日本に輸入されていないニュージーランドの生産者たちがテーブルにワインを並べての試飲商談会です。
ニュージーランドといえば、白ならソーヴィニヨン・ブラン。赤はカベルネ・ソーヴィニヨンと、冷涼地域のピノ・ノワールです。
ソーヴィニヨン・ブランは一時期の、花の香りがあふれるフルーティなのから少しドライへ移行。
ピノ・ノワールは価格が高くても世界的に売れる(ニュージーランド・ワインはオーストラリア、UK、USAの輸出が多い)ので、生産量が増えています。
今回はピノ・ノワールで注目を浴びるセントラル・オタゴの生産者による会員制組織「セントラル・オタゴ・ピノ・ノワール・リミテッド」がテーブルを出展。
サブ・リジョン(セントラル・オタゴをさらに小さな生産地区に分けたもの)ごとに、ワインを2、3本試飲できるのが新嗜好。
「ピサ」は驚くほどタンニンが強く、「クロムウェル」はボディ感があるしっかりしたワイン、アレクサンドラは地域が広いせいか多彩なスタイルを持ち、バノックバーンは冷涼さを活かしてもっともブルゴーニュ的、と微妙に違うところが面白い。
日本に売り込みにきたワインの生産者のレベルも高く、セントラル・オタゴのMisha's Vineyardなどは生産1年めにしてニュージーランド航空ワイン・アウォーズでゴールド・メダルを受賞するほど。ワインメーカーはオーストラリア人二人組みだが、ブドウの良さを引き出している。アロマティック系の白ブドウ、リースリングやゲヴュルツトラミネールなどに力を入れているのも、ディレクターのミーシャ・ウィルキンスさんのアジア滞在期間が長かったせいかもしれません。
若い女性に「ニュージーランド・ワインを買いたいのだが、どこで買ったり飲めたりするのか?」と訊かれることがあります。
ニュージーランドのクリーンなイメージがあり、それがワインに対して良い印象を持っていると思えるのですが、生産量が少ないので、扱っているレストラン、販売店が少なく、しかも他のニューワールド・ワインの生産地域に比べて高額。
いかに量的にマーケットを広げ、価格を抑えるかにこれからのニュージーランド・ワインの将来がかかっているでしょう。
家飲みなら、2000円前後でも、レストランで飲むと6000円を超えてしまう、というのは現在の経済状況ではとても厳しい要素です。
やはりF1,F2層に対しての広報活動をいかにうまくするかで決まることになりそうです。
| 固定リンク
「ワイン」カテゴリの記事
- ゲオルグ・リーデル氏のワイングラス・セミナー(2009.12.04)
- サンテミリオンのグラン・ヴァン シャトー・アンジェリュス(2009.12.03)
- 家飲みワインに最適 ロバート・パーカーの新刊(2009.12.02)
- 高田馬場の老舗鉄板焼きレストラン、大都会本館(2008.02.05)
- カノビアーノ東京でアスティ・ワイン(2009.11.30)






コメント