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スペイン注目の新産地ロンダの試飲会「ロンダのワイン職人達」

3月9日と11日、レストラン”シュヴァリエ・デュ・ヴァン”(新宿区荒木町2-9 MIT四谷三丁目ビル3F)でスペイン・ロンダの試飲会が行われました。

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ワイナリーChinchillaのオーナーでDO Sierra de Malagaの会長、ホセ・マリア・ロサントス・エルナンド氏と夫人が来日・来場。

ロンダはアンダルシア州マラガ県の南に位置します。
DO Malagaは酒精強化ワインで有名ですが、スティルワインはDO Sierra de Malagaとなります。
ロンダでは古代ワイン造りが行われていたものの、19世紀末に一時途絶。21世紀になって復活しました。
現在23社のワイナリーが生産しています。

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DO Malaga(DOマラガ)
は1935年にDOとなり、酒精強化ワインと酒精強化ワイン以外に分けられていて、ペドロ・ヒメネス、モスカテルから造られます。
DO Sierra de Malaga(セレニア・デ・ロンダ)は2001年に認められ、白、赤、ロゼが造られています。


DO Sierra de Malagaの注目品種はプティ・ヴェルド。
「新しい生産地域なので、カベルネ・ソーヴィニヨンではなく、よりストラクチャーがなめらかで料理に合うプティ・ヴェルドを特別なワインにしたい」とサントス氏。

また「マラガのワインと言うとどうしても甘口ワインの印象を持たれるので、将来はDOロンダにしたい」と将来の夢を語ってくれました。

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01
デスカルソス・ヴィエホス Descalzos Viejos
建築家であるアルゼンチン人のフラビオ・シルシイ氏とスペイン人のパコ・レタメロ氏の二人が新しいことを始めようと谷間で廃墟と化していた修道院「デスカルソス・ヴィエホス」を復元していた時に、この修道院でワイン造りが行われていたことを知りました。
そこで二人はこの場所でワイン造りを復活させました。

DV+ 2010  (希望販売価格\7,100)
DV+ 
グラシーノ、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン 15.0%vol
リコリス、フレッシュでソフトなタンニン ;

DV アイレス 2009  (希望販売価格\9,100)
DV Aires
プティ・ヴェルド、ガルナッチャ 15.0%vol
ハーブやスパイスのニュアンス。
プティ・ヴェルドからのなめらかさ。

DV イウスタ 2010  (希望販売価格\12,200) 
DV Iusta
ガルナッチャ  1.05%vol
樽熟成のガルナッチャならではのスモーキーさ。

アルコール度15度という高さながらもしっりした酸がバランスよく、飲み心地の良いワインとなっている。

02
■ヴェタス Vetas
幼い頃、スペイン内戦を逃れフランスに移住し、ボルドー・メドックでワイン造りに携わっていたファン・マヌエル・ヴェタス氏は、10代頃からの夢だったスペインのワイン造りの地にロンダを選びました。
ロンダワイン復活の祖として、こだわりのワインを造り続けています。

セレクション 2009  (希望販売価格\6,960)
Selection
カベルネ・ソーヴィニヨン40%、カベルネ・フラン40%、プティ・ヴェルド20% 14.0%vol
樽香がアクセントのボルドーブレンド。

プティ・ヴェル グラン・レセルバ 2008  (希望販売価格\8,080)
Petit Verdot tinto Gran Reserva
プティ・ヴェルド 14.0%vol
フレンチ・オークの新樽で22カ月熟成。
熟成してなめらかな口当たり。

ジュニア 2013  (希望販売価格\4,720)
Junior Vetas Tinto Roble
プティ・ヴェルド  13.5%vol
フレンチ・オークの樽で8カ月熟成。
グラン・レセルバよりもカジュアルな造りだが、ソフトなタンニンが魅力的。

パソス・ラルゴス Pasos Largos
フラメンコギター奏者として、ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、日本、アフリカ等の地を巡ったマヌエルロペス・ドミンゲス氏は、20代にロンダでの家業であるレストラン「トラガブチェス」を継ぎました。
「トラガブチェス」はロダンで初めてミシュラン星を獲得。
レストランの仕事が多忙を極める中、ドミンゲス氏は自然の中でのワイン造りに惹かれヴェタスの指導のもと、ワイナリーを立ち上げました。
おりしもリーマンショックでロダンの観光客も激減したため、レストランをクローズ。
今はブドウ畑で毎日、汗を流し、ワイン造りに情熱を傾けたいます。

アソパス ホーベン 2014 (希望販売価格\3,400)
Apasos Joven
ティンティリャ・デ・ロタ40%、シラー30%、プティ・ヴェルド20%、メルロ10% 14.0%vol
アンダルシア原産の幻のブドウ、アンティリャ・デ・ロタを使った個性的なワイン。
ティンティリャ・デ・ロタの野性味あふれる味わいが魅力。

アパソス ロブレ 2012 (希望販売価格\3,900)
Apasos Roble
カベルネ・ソーヴィニヨン40%、シラー30%、カベルネ・フラン20%、メルロ10% 14.5%vol
フランス品種のみのワインなので、フランス的なニュアンス。

04
ルネラス Lunares
閉鎖されていたプチホテルとワイナリーを購入したペドロ・モラレス氏は、アグリツーリズモにも力を入れていきたいと思っています。
ワインへの情熱が他の生産者にも通じ、若手にもかかわらずセレニア・デ・ロンダのワイン・ブドウ生産者統制委員会の会長に就任しました。

ティント2014 (希望販売価格\4,000)
Lunares Tinto
ガルナッチャ、シラー、ティンティリャ・デ・ロタ 14.5%vol
明るい色の、赤い果実味あふれるフレッシュな赤ワイン。

ルネラス ロサード 2014 (希望販売価格\3,900)
Lunares Rosado
メルロ、ガルナッチャ 14.0%vol
チェリーの味わいのロゼワイン。

05
F シャッツ F. Schatz
フレードリッヒ・シャッツ氏の祖先はイタリア・ドロミテから1641年、ドイツに移住し、以来シャッツ家はワインを造りつづけてきました。
そしてオーガニックワイン造りを目指したフレードリッヒ氏は、ビオデナミック農法に適した土地としてロンダを見出したのです。

ピノ・ノアール 2010 (希望販売価格\7,200)
Pinot Noir
ピノ・ノワール 13.5%vol
チェリーの味わいがあるなめらかなワイン。

アシニボ 2007 (希望販売価格\5,200)
Acinipo
レンベルガー 13.0%vol
シャッツ家のルーツを感じさせるドイツ品種レンベルガーのワイン。
スロバニア・オーク樽で13カ月熟成。
リコリスや甘いスパイスのニュアンス。

フィンカ・サングイフエラ 2009 (希望販売価格\6,800)
Fanca Sanguijuele
テンプラニーリョ、シラー、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン 13.5%vol

プチ・ヴェルド 2009 (希望販売価格\7,600)
Petit Verdot
プティ・ヴェルド 13.5%vol
ハーブやスパイスのニュアンスにソフトなタンニン。

ロサード 2015 (希望販売価格\5,200)
Rosado
モスカテル・ネグラ 13.5%vol
赤い果実、チェリー・キャンディーの味わい。

06モロサント Morosanto
マラガの不動産ビジネスで成功を収めたミゲル・セスペデス氏が、50代にワインへの愛とビジネス経験をいかしたワイン造りを始めるために、ロンダに2005年、土地を購入。
醸造所を建てようとした工事中に、古代ローマ時代の醸造所の遺跡が発掘されました。
ワインの初リリースは2011年。

ルネーラ 2011 (希望販売価格\5,400)
Lunera
プティ・ヴェルド、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー 14.5%vol
ディープ・レッドの、コクのある、フィネスにあふれた飲み応えのあるブレンド・ワイン。

07
キエニンゲル Kieninger
オーストリアの建築設計者の家に生れ、設計者として暮らしていたマルティン・キニエンゲル氏は、スペイン人のビアナさんと結婚。
ビアナさんの、子供といっしょにスペインに住みたい、という言葉でロンダに移住。
ロンダで設計の仕事をしていましたが、やがてワイン造りに興味を持ち、完全な有機栽培でブドウを育て、2007年にファースト・ヴィンテージをリリースしました。
ワイン造りの経験がなかったマルティン氏のワインは、バルセロナのワインコンクールで5つ星の評価を受けました。
ワインへの情熱が高評価をもたらしたのです。

7 ビン ブラウ 2013 (希望販売価格\5,500)
7 Vin Blau
ブラウフランキッシュ 14.5%vol
オーストリアで多く栽培されているブラウフランキッシュだが、オーストリアよりもアルコール度が高く、飲み応えのあるスタイル。

マックス 2013 (希望販売価格\5,900)
Maxx
ガルナッチャ、ティンティリャ・デ・ロタ 13.0%vol
ブラックベリー、ココアなど複雑なニュアンスと酸のバランスが良いワイン。

7 ビン ツウァイン 2013 (希望販売価格\4,600)
7 Vin Zwei
ツヴァイゲルト 13.0%vol
オーストリア原産のツヴァイゲルトだが、暖かいところで栽培・ワイン醸造はめずらしい。
赤い熟した果実に、少しペパーミントのニュアンス。

08
ヴィロリア Viloria
子供の頃からサッカーに親しみ、地方のセミプロ代表チームでプレーしたこともあるヘスス・ニエト・ヒメネス(チェチュ)氏はロペス・サルゲロ家とともに、2000年にワイナリー・ヴィロリアを創りました。
そしてロペス氏亡き後、サルゲロ家を支えてワイン造りを続けています。

ラガレホ・セレクション 2009 (希望販売価格\4,700)
Lagerejo Selection
プティ・ヴェルド、カベルネ・ソーヴィニヨン、テンプラニーリョ 14.0%vol
赤い果実のニュアンスあふれる、フレッシュなタンニンを持つブレンド・ワイン。

ラガレホ・テンプラニーリョ 2014 (希望販売価格\4,000)
Lagerejo Tempranillo 
テンプラニーリョ 13.5%vol
赤い果実に、テンプラニーリョらしい高い酸のバランスがよい、明るいルビー色のワイン。

ラガレホ・レゼルバ 2008 (希望販売価格\6,100)
Lagerejo Reserva
テンプラニーリョ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、メルロ、プティ・ヴェルド  14.0%vol
熟成して飲み頃となっている、ボディ感のあるブレンド・ワイン。

ホアキン・フェルナンデス Joaquin Fernandez
コルドバの大工の家に生れたホアキン・フェルナンデス氏は、14歳の頃、父親とワイン蔵の修繕に行き、醸造所の香りに魅せられ、いつかワイン造りをしたい、と思ったのです。
そして30年以上の年月夢を持ち続け、2000年にボデガ・ホアキン・フェルナンデスを興したのです。

ガルナッチャ フィンカ・ロス・フルタレス 2013 (希望販売価格\6,100)
Garnacha Finca los Frutales
ガルナッチャ100% 14.5%vol
タンニンのしっかりした、飲み応えのあるガルナッチャ。

アシエンダ ビスコンデサ 2015 (希望販売価格\4,100)
Hacienda Vizcondesa
シラー、ガルナッチャ 13.0%vol
天然酵母を使用した、赤い果実あふれるフレッシュなワイン。

10

フィンカドナ・フェリサ Finca Dona Felisa (Chinchilla)
ホセ・マリア・ロサントス・エルナンド氏はリオハの近くに生れ、海軍に入隊。その後、建設関連の仕事に携わりました。
しかしながら長年、子供頃のワインに親しいリオハの生活が心の中にありました。
そして1999年にワイナリーをロンダに造り、義母の名にちなんで「フィンカ・ドナ・フェリサ」と名付けまたのです。
6へクタールの畑にはカベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルド、テンプラニーリョなどが栽培され、2005年に初めてワインをリリースしました。
「優良なワインを造るには情熱以外に、ワイン造りを理論的・科学的に行う必要があるということからワイナリーには最新の設備がそろえられています。
ワインのブランドは「チンチーリャ」。

チンチーリャ ドブレ・ドチェ 2010 (希望販売価格\5,800)
Chinchilla Doble Doce
カベルネ・ソーヴィニヨン85%、メルロ15% 13.5%vol
リコリスやスパイシーなニュアンスとしっかりしたタンニン。

チンチーリャ エンカステ 2011 (希望販売価格\4,900)
Chinchilla Encaste
カベルネ・ソーヴィニヨン 14.0%vol
凝縮したカベルネ・ソーヴィニヨン。

チンチーリャ セイス+セイス 2012 (希望販売価格\4,800)
Chinchilla Seis+Seis
テンプラニーリョ60%、シラー40%  15.0%vol
酸がしっかりした、アルコールの高さ(15度!)を感じさせないバランスよいワイン。

■サムサラ Samsara
ロンダのワイン界に登場した若手パブロ・チャコン氏は、自然への回帰と古くからの伝統的醸造方法で、ダイナミックなビオディナミを実践しています。
いずれもビオディナミ・ワインと思えないアルコール度の高いワインは、ブドウの熟成の高さを示しています。

ハキマ 2014  (希望販売価格\5,600)
Jaquima
シラー、ガルナッチャ 15.0%vol
しっかりしたブレンド・ワイン。

サムサラ 2012  (希望販売価格\8,000)
Samsara
プティ・ヴェルド 14.5%vol
凝縮感あふれるプティ・ヴェルドは個性的。

マノス・ネグラス 2015  (希望販売価格\40800)
Manos Negras
テンプラニーリョ、メルロ、シラー 12.5%vol
フレンチ・オーク樽とアメリカン・オーク樽で3カ月熟成した、食事と合わせやすいワイン。

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ロンダ・ワインの特徴はなんといっても収穫時期の凝縮したブドウ果実。
そのため、アルコール度が高く、時にはリコリスの風味を感じます。
しかし、標高の高さと海からの風が産み出すきれいな高い酸でバランスを保ち、プレミアムワインの風格を備えています。
またさまざまな経歴を持つ造り手が、個性的なワインを創り上げています。
まさに「ワイン職人」と言えるでしょう。

ロンダ・ワインは「ロンダのワイン職人達」の専用サイトhttps://wineronda.jp/で購入可能です。

ロンダが世界有数のプレミアムワインの産地として認知される日も近いでしょう。

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Ronda Wine Tasting was held.

Ronda Wine Tasting was held on 9th and 11th March at French restaurant "Chevalier du Vin"  in Shinjyuku.

Mr. José Maria Losantos Hernando, the owner of Chinchuilla and the Chairman of DO Sierra de Malaga,  with his wife came from Ronda.
Ronda is a small wine region known as the Serrania de Ronda forms part of the DO Sierras of Malaga in Spain.
There are 23 wineries at Serrania de Ronda now.

The guests tasted 30 Ronda wines from 11 wineries.
They discoverd  new tastes of super premium wine and astonished the height of their qualities.

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