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日本初、英国ワイン・スピリッツ協会(WSTA)通商使節団試飲商談会

5月16日、駐日英国大使館主催によるWSTA(the Wine and Spirit Trade Association/英国ワイン・スピリッツ協会)通商使節団試飲商談会g、英国大使館(東京・千代田区)において行われました。

WSTA, - the Wine and Spirit Trade Associatio - held the trade tasting and business meeting at the British Embassy in Tokyo on 16 th May 2017..
Six UK sparkling wine producers and Gin distilleries attended.

Mr. Rob Ivory, WSTA Head of External Trade, says,
"This is the first time of WSTA promotion in Japan.
We choice Japan which is the first promotion place in Southeast Asia.
There are two reasons.  Japan has had the long history of whisky and became mature markets of alcoholic beverage.
We are going WSTA promotion in Japan."

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今回はスパークリング・ワインの生産者6社。スピリッツ(ジン)の生産者6社が参加しました。

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WSTA

WSTA(the Wine and Spirit Trade Association)は約100年ほど間に設立された、ワインとスピリッツ業界の協会。
現在は300社ほどが加盟しています。

対外貿易室長(Head of External Trade)のロブ・アイヴォリー氏に話を聞きました。
「近年、英国ではワイン造りが盛んになっています。
現在の生産量は年間500万本ですが、2020年には1,000万本となる予定です。
また、最近、ジンの新規生産者が多く、ここ数年で50社増えました。
このようなアルコール飲料業界の増産が図られているため、海外市場をより重視するようになりました。
WSTAはデンマークなどEU内の国をはじめ、北米でもプロモーションを行っています。
今回、日本で、アジア初のプローモーションを行いました。
日本はウイスキーの長い歴史があり、アルコール飲料の市場が成熟しているところが魅力なので、東南アジアではまず日本でプロ―モーションを行うことを決め、今回は日本のみです。
日本市場は期待しているので、これからあらに日本でのプロモーションを展開してきます。なお、次の海外プロモーションはUSAです」
と世界を股にかけて活躍しているアイヴォリー氏でした。

スパークリング・ワイン

英国ワイン名を世界に知らしめたのは、イングランド南西部を中心に造られるスパークリング・ワインです。
冷涼気候で、フランス・シャンパーニュ地方から帯状に連なる石灰質土壌を持つイングランド南西部で造られる瓶内二次発酵スパークリング・ワインは品格を備えた世界の一級品。
そのテロワールによさに惹かれ、シャンパン生産者も英国でのスパークリング・ワイン造りに参加しています。(2017年3月にはシャンパンの名門テタンジェが英国ワイン商Hatch Mansfield社とコラボしたワイナリーDomaine Evremond/ケント州チルハムに最初のブドウの樹を植えました)

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Nyetimber Ltd. ナイティンバー

1988年にイギリス南部ウエスト・サセックス州に設立されたナインティンバーは、英国でもっとも古いスパークリング・ワインの生産者であり、英国スパークリング・ワインを牽引してきました。

Classic Cuvée NV クラシック・キュヴェ
細かな泡と、バランスよい果実香と酸。
さすがにうまくまとまっています。

Rosé NV ロゼ
淡いピンク色が美しいロゼ・スパークリング。
抑え気味のラズベリーやチェリーの味わいがチャーミング。

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Berry Bros. & Rudd ベリー・ブラザーズ&ラッド

創業300年以上を数える英国最古のワイン&スピリッツ商「ベリー・ブラザーズ&ラッド」。
そのセレクションは、絶対的な信頼を置かれています。

Hambledon Classic Cuvée  NV ハンブルドン・クラシック・キュヴェ
参考小売価格¥5,840(税別)
1952年設立された英国最古の商業的なワイナリーであるハンブルドンですが、一時ワイン生産を中止。
1999年、実業家のイアン・チェレック氏が購入、ワイナリーを再興しました。
ワインは2015年英国「ノーブル・ロート」誌が催したブラインド・テイスティングで名だたるシャンパン・メゾンのものを押しのけて第一位に輝いたクラシック・スタイル。
細かな泡と、シャルドネ、ピノ・ムニエ、ピノ・ノワールのバランスが絶妙。

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Gusbourne Estate Limited ガスボーン・エステート

ケント州アップルドアにあるガスボーン・エステートの歴史は1410年まで遡ることができます。
2004年、アンドリュー・ウィーバー氏は、最高品質の英国スパークリング・ワインを造ることを目指してブドウの樹を植えました。
2010年にブリュット・リザーヴ2006とブラン・ド・ブラン2006をリリースし、たちまち高い評価を得ました。
2013年には英国ワイン業界で唯一、ロンドン証券取引所のAIMに上場しました。

Brut Reserve 2013 ブリュット・リザーヴ
きめ細かな泡と輝くゴールド・イエロー。
赤い果実に、ひときわレモンの酸が際立ちます。

Blanc de Blancs 2013 ブランド・ド・ブラン
きめ細かな泡と淡いゴールド・イエロー。
新鮮な果実のニュアンス、良質なスパークリングならではのマジパンのニュアンスがあるクラシック・スタイルの逸品。
今のシャンパンよりも昔のシャンパンらしさを感じさせるクラシカルさが貴重。

Rosé 2013 ロゼ
サーモン・ピンクの、果実のニュアンスが抑え気味に造られたフィネスあふれるロゼ・スパークリング。

3本それぞれ個性がはっきり分かれています。
これから日本でもベリー・ブラザーズ&ラッドが取り扱いを始めるそうです。

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Furleigh Estate ファーリー・エステート

ドーセット州の田舎で子供時代を過ごしたレベッカ・ハンスフォードさんは、2005年夫のイアン氏とともにドーセット州の農場を購入しました。
そしてワールドクラスのワインを造ることを目指しました。
すでにその結果は現れ、数々のワインコンクールで賞を受賞し、サボイ・ホテルやザ・パークレ・ホテルなどロンドン最高級ホテルで提供されており、フォートナム&メイソンやセルフリッジなど高級デパートで販売されています。
現在、スパークリング・ワインとスティル・ワインを造っています。

Rosé 2010 ロゼ
めずらしくシャルドネ(60%)、ピノ・ノワール(35%)、ピノ・ムニエ(5%)と3種のブドウを使ったロゼ。
ピノ・ムニエを使っているので、ボディがしっかりしています。

Classic Cuvée 2013 クラシック・キュヴェ
泡がきめ細かな優しい印象のエレガントなワイン。
ナッティーなニュアンスがアクセント。

ファーリー・エステートのワインは日本未発売。

Digby Fine English  ディグビー・ファイン・イングリッシュ

ワイナリー巡りが趣味だったアメリカで戦略コンサルタントとして働いていたトレヴァー・クロウ氏とソフトウェアサイエンティストとしてジェイソン・ハンフリー氏。
ワイン造りにあこがれイングランドで初めてのネゴシアンとしてサセックス州に「ディグビー・ファイン・イングリシュ」を設立しました。
2009年がファースト・ヴィンテージ。

Vintage Reserve Brut 2009 リザーヴ・ブリュット
参考小売価格¥11,000
シャルドネ65%、ピノ・ノワール18%、ピノ・ムニエ17%
クリーミーな細かな泡が特徴。
長い余韻の極上のスパークリング。

Leander Pink NV Brut リーンダー・ピンク・ブリュット
シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ。
NVシャンパンと同じ3種類のブドウを使用したロゼ。
シャルドネをブレンドしているので、しっかりした酸とエレガントさを持ちます。

Non Vintage Brut  ブリュット
参考小売価格¥7,800
花の香り、イースト香が楽しめる瓶内二次発酵。

輸入元:株式会社モトックス

Bolney Wine Estate ボルニー・ワイン・エステート

ジャネットとロドニーのプラット夫妻がワイン造りを始めようと18世紀に創られたサセックス州のボルニー・エステートでワイナリーを始め、1972年に最初のブドウの樹を植えました。
英国では珍しい赤ワインのスペシャリストとなりましたが、1990年代にプラット夫妻の娘のサム・リンター女史がワインメーカーとして加わるとスパークリグ・ワインで頭角を現した家族経営のワイナリー。
2012年、IWSC(インターナショナルワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション)でUK ワイン生産者オブ・ジ・イヤーを獲得し、つねに英国ワインのリーダー的存在です。
畑は自然農法で、二酸化炭素削減に努めサステイナブルを目指しています。                     

Kew English Sparkling Brut NV キュー・イングリッシュ・スパークリング・ブリュット
フレッシュながらもボディ感のあるブレンド・スパークリング。

Kew English Sparkling Rosé 2014 キュー・イングリッシュ・スパークリング・ロゼ
ピノ・ノワールのみで、12カ月間シュール・リー。
赤いベリーのニュアンスがある、ボディ感のあるロゼ・スパークリング。

Balnc de Blancs 2011 ブラン・ド・ブラン ブリュット
参考小売価格¥6,600/2010年ヴィンテージ
花の香り、シトラス、イースト香を持つしっかりしたタイプのスパークリング。

輸入元:株式会社モトックス

●ジン

世界的にクラフトスピリッツの需要が高まっていますが、英国ジンの輸出は昨年(2016年)は過去最高の金額5億ポンド近くとなり、これからの5年間、確実に伸長していくことが見込まれています。
英国ではジンの生産者が急激に増えていて、どのジンも手作り感いっぱいの個性派です。

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No.3 London Dry Gin No3 ロンドンドライジン
ロンドンで300年の歴史を誇るベリー・ブラザース・アンド・ラッド社の「ワイン商が造るプレミアムジン」。
ブランド名のNo.3は、ベリー・ブラザース・アンド・ラッド社のショップの住所であるセント・ジェームス街3番地(No.3 St James’s Street, London)にちなんだもの。
基本の6種類のボタニカルのみを使った、「ザ・ロンドン・ドライ・ジン」。
クラシックなドライ・マティーニに最適。

輸入元:ジャパンインサイト株式会社

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Cotswolds Distillery コッツウォルズ蒸留所

ロンドンからコッツウォルズ訪れたダニエル・ゾー氏はこの地が気に入り、妻とともに移住。
20年間ウイスキーを愛し続けてきたゾー氏は2014年、ウォリックシャーに蒸留所を設立しました。

Cotswolds Dry Gin コッツウォルズ・ジン
コッツウォルズ名産のラベンダーをボタニカルとしたドライ・ジン。
9種類のボタニカルをスピリッツに浸さず蒸気でエキスを抽出する伝統的な「ヴェイパーインフュージョン」製法で造られています。
ストレートやロックで飲むと、口いっぱいにラベンダーの香りが広がります。

輸入元:株式会社 ウィスク・イー

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Foxhole Spirits フォックスホール・スピリッツ
ボルニー・ワイン・エステートのワインを造る時に出るブドウカスなどから造ったジン。
ジュニパーベリーのほか、ニオイイリスの根茎など全9種類のボタニカルを使用。
なめらかな口当たりのジン。


Sipsmith Gin シップスミス

ウエストロンドン・ハマースミスのウイスキー評論家の故マイケル・ジャクソンのオフィス跡地に2009年に創業したクラフト蒸溜所。
ロンドンで銅製の蒸溜器が稼動したのは1820年以来。
ポットスティルとコラム・スティルを組み合わせたユニークな蒸溜器を使用。
1回の蒸留でできるのはわずか300本ほど。

London Dery Gin  ロンドン・ドライ・ジン
10種のボタニカルを使用。
バランスのよいドライな味わいでマティーニに最適。

輸入元:株式会社 ウィスク・イー

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それぞれ特徴のあるスパークリング・ワインとジンで、英国のアルコール飲料産業の勢いを感じた試飲商談会でした。

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