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2018年11月

英国ワイン・スピリッツ協会通商使節団 試飲商談会 

11月28日、駐日英国大使館において「英国ワイン・スピリッツ協会通商使節団 試飲商談会」が開催されました。
今回はワインとジンの生産者13、トニック・ウォーター2社が参加しました。

ジン
近年、世界中で人気のクラフト・ジンが多く出展。本場英国のジンは一味違います。

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Kokoro Gin

Kokoro Gin (こころ)は、長野県黒姫に居を構える随筆家・ナチュラリストのC.W.ニコル氏の元を訪れた甥のジェームス・ニコル氏が黒姫の森「アファンの森」にインスパイアされた生まれたクラフト・ロンドンドライジン。
C.W.ニコル氏自らが選んだ青山椒をスコットランドに持ち帰り、日本の森のスピリット「こころ」ができあがりました。
9種類のボタニカルを使用した優しい味わいに、青山椒の森の香りがアクセントになっています。
参考小売価格4,480円(700ml)、2,280円(2,280ml)、680円(50ml)
取扱い:日本ビール株式会社

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London & Scottish International

ロンドン&スコティッシュ・インターナショナルは1997年、スコットランドのエディンバラでパーカー家により創業されたスピリッツ生産者です。
一番最初に生産されたのはロンドンドライジン。
1999年には世界で最初のオーガニック・ジン「ジュニパー・グリーン・トロフィー・ジン」を発売しました。
このジンは、2001年プリンス・オブ・ウェールズに購入され、2007年には英国王室御用達となりましたが、これは初めての王室御用達ジンです。
味わいはトラディショナルなロンドンドライジンで、カクテルベースに最適。

2019年1月発売予定の「オーガニック・ブラック・チャイ・ジン」はオーガニック食品を取り扱っている輸入元・株式会社ブラウンシュガーファーストとの共同開発した、14種類のボタニカルを使ったドライジン。
白コショウの味わいが独特なので、ロックがおすすめ。

取扱い:株式会社ブラウンシュガーファースト

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Berry Bros. & Rudd

ロンドン最古のワイン商「ベリーブラザース&ラッド」が佇む場所が、セントジェームス・ストリート三番街。
その地番を名付けられたロンドンドライジンが「No.3 ロンドンドライジン」。
「ジュニパーを正面に据えてロンドンドライジンの本質を表現」し、クラシックドライマティーニに最も合うジン」であることを目指して造られました。
ボタニカルは3種のフルーツと3種のスパイスのみ。アルコール度数は「クラシックドライマティーニ」に理想的な46度。
ジンの王道を往くジンです。

参考小売価格:5,000円。
取扱い:ジャパンインサイト株式会社

Cotswold
Cotswolds Distillery

イングランド中央部、かやぶきの家や、中世のような街道の街並みが残り、絵本の世界に迷い込んだような気になってしまうことで人気のコッツウォルズにある醸造所。
ニューヨーカーのDaniel Szor氏もそんな美しいコッツオォルズに家族共に訪れ、この地のウイスキーに惹かれ、2014年に醸造所を興し、ジンとウィスキーを造り始めました。
CEOのSzor氏がテーブルに立っていました。

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Dry Gin

チーフディスティラー Nickolas Franchino氏の下、若いチームでアルチザンなドライジンを造っています。

ベースのアルコールはエセックス州で造られたもの。
ボタニカルはジュニパーベリー、アンジェリカ、黒コショウ、コリアンダー・シード、ラベンダー、月桂樹の葉、グレープフルーツ・ピール、ライム・ピール、カルダモン。
複雑な味わいを持つ、クラシックなスタイルのロンドンドライジン。

スライスしたピンクグレープフルーツとトニックウォーターでSzor氏が簡単なカクテルをつくってくれたのですが、これがとてもおいしかったです。

Kew
The London Distillery Company

サリー州リッチモンドのテムズ川南河岸にある英国王立植物園「ロイヤル・キューガーデン」のボタニカルを使用したジンを造っています。

Dodd's Small Batch-Gin
テムズ・メドウェイ運河を建設したことで知られる技術者Ralph Doddの名を冠したシリーズのロンドンドライジン。
ボタニカルはジュニパーベリー、生のライム・ピール、アンジェリカ、ブラック・カルダモン、グリーン・カルダモン、月桂樹の葉、ラズベリーの葉、そして特徴的なのがロンドン・ハニー。
カクテルのベースに最適。

Dodd's Small Batch-Old Tom
甘口のジン「オールド・トム」。
サトウキビで甘みをつけるものが一般的ですが、このジンはリコリスの根を使用。
ボタニカルは他に、ジュニパーベリー、フェンネル・シード、生のレモン・ピール、月桂樹の葉、グリーン・カルダモン、ブラック・カルダモン、アンジェリカ。
優しい味わいのオールド・トム。

Kew Organic - London Dry Gin
キューガーデンからのトケイソウ、ラヴェンダー、アイリスなどのオーガニックなボタニカルを使用。
ジュニパーベリー、アンジェリカ、コリアンダー、黒コショウなど合わせて20種のボタニカルを使った複雑な味わい。
ロックで飲みたいジン。
キューガーデンをイメージしたパッケージも美しい。

Kew
Old Tomのラベルの「D」の文字の上の方には、Old Tom(猫)がいます。

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Slingsby

1571年、William Slingsbyがヨークシャー州ハロゲートに湧き出る天然鉱水を発見し、やがてその鉱水の薬効そして「癒し」を求めて多くの人がハロートを訪れるようになりました。
2014年、このストーリーに触発されたMarcus Black氏とMike Carthy氏が醸造所を興しました。

London Dry Gin
ボタニカルはハロゲート産の緑茶とジャスミン茶、ローズマリー、タイム、セージなど24種類。
ハロゲート帯水層の水で割っています。
ロックでも、カクテルベースにも。

Yorkshire Rhubarb Gin
ヨークシャー名産のルバーブを使用しているため赤く染まっているジン。
トニッック・ウォーターで割れば、アペリチフに最適。

Navy Strength Gin
アルコール度数57%の強力なジン。
ジン好きには堪らない味わい。

Vodka
英国産小麦を原料として、7回蒸留の後、ハロゲート帯水層の水で割っています。
ピュアな味わいでカクテルをグレードアップします。

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East India Company

歴史上有名な東インド会社がロンドンにショップとして蘇りました。

London Dry Gin
ボタニカルはジュニパーベリーの他、ナツメグ、コショウ、リコリスなど。
優しい味わいなので、ロックやシンプルなカクテルで。

ワイン
英国ワインは冷涼気候を活かしたスパークリングワインが多いのですが、スティルワインも目が離せません。

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Chapel Down / Kits Coty

英国を代表するワイン生産者のひとつチャペル・ダウンChapel Down のシングルヴィンヤードKits Cotyのワイン。

2007年、チャペル・ダウンはケント州ノース・ダウンにある南面の石灰岩質の丘にあるKity Cotyを入手しました。
95ヘクタールの畑には、シャルドネ、ピノ・ノワール、バッカスが植えられ、プレミアムワインを産み出しています。
ポールプレスで野生酵母で造られたワインはブドウ品種の特徴をよく現しています。

🍷Kit's Coty Blanc de Blancs 2013
3年間瓶内二次熟成したきめ細やかな泡とフレッシュさを残したワイン。

🍷Kit's Coty Chardonnay 2016    
フレンチオークの樽で9カ月熟成。
樽からのニュアンスよりも青リンゴなどのフレッシュな果実味が生き生きとしている。

🍷Kits Coty Estate Bacchus 2016
控えめなトロピカルフルーツのニュアンス。
食事に合わせやすいワイン。          

🍷Kit's Coty Coeur de Cuvée 2013
フラッグシップ・スパークリング
年間生産本数1,600本。

*****

ジンも、ワインも高品質な英国でした。

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グラマーインタールナショナルワインのおしゃれなワインが銀座三越で試飲販売

華麗なパッケージで人気のMERVEILLE(メルヴェイユ)を企画・販売しているグラマーインタールナショナルワインが期間限定(11月28日~12月4日)で、銀座三越地下3階にて特別試飲販売しています。

ボルドー赤のメルヴェイユ2016、シャンパンのシャンパーニュ・メルヴァイユNVの他、ラングドックのドメーヌ・モンローズ ロゼ1701 2017、ブルゴーニュのアンリ・ドゥ・ヴィラモンなど魅力的なワインが揃っています。

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ラングドックのアルマ・セルシウス/コード・ヴィオニエ2017を購入。
ドライタイプのヴィオニエ
さわやかな酸ですっきりした飲み心地。
果実味が強すぎないのが食事向き。

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ラベルの上の方についているカメレオン。
これは温度が変わると、ラベルの青の部分の色が変わる印です。

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合わせた料理は、さいの目切の野菜をコンソメで煮込み、生クリームを加えたのもの上に、ソテーしたメカジキを載せたもの。
脂ののったメカジキを、ドライ・ヴィオニエでさっぱりといただきました。

グラマーインターナショナルワインのサイトはこちら。
http://giw.co.jp/

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第9回「グラン コンコルソ ディ クチーナ2018(全国イタリア料理コンクール)」

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在日イタリア商工会議所主催「Gran Concorso di Cucina 2018(第9回 全国イタリア料理コンクール2018)決勝戦が、11月22日、東京ガス業務用ショールーム「厨BO!SHIODOME」で開催され、65名の応募者の中から書類選考で選ばれた8名が競いました。

今回の決勝戦のテーマは、"New Italian Lifestyle"イタリアが誇るスタイリッシュなビールとして名高い「ペローニ・ナストロアズーロ」が飲みたくなる一品。

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ペローニ・ナストロアズーロは2018年春から日本発売(アサヒビール株式会社)が始まりました。
イタリアでもっとも売れているビールのひとつ。
ペローニ社は1846年創業、現在ではイタリア最大の醸造所を所有しています。
「ナストロアズーロ」は、「青いリボンの意味」。
1933年、イタリア船籍のオーシャン・ライナー「レックス号」が、ブルーリボン賞(大西洋を最速で横断した船に与えられる賞)を獲得、ペローニ社のプレミアムビールのその名が付けられました。
この醸造所でしか使われていないプレミアム・コーン(ノストラーノ種)を材料に加え、絶妙にバランスがとれた苦味と柑橘類のスパイシーな香りが独特。さっぱりとした爽やかな飲み心地で、驚くほどキレが良く、すっきりとした後味を実現しています。

ファイナリスト
木村 忠敬氏 (RISTORANTE ALVERO/ 広島)
小林 正明氏 (オステリア・ダ・ボスチーノ / 兵庫)
梅木 駿氏(アベーテはるひ野店 / 東京)
新井 亮氏 マキャベリ新宿店 / 東京)
櫛田 賢市氏(びわ湖大津プリンスホテル レイクビューダイニング ビオナ / 滋賀)
高柳 徹氏(A16東京 / 東京)
亀山 航介氏(名古屋調理師専門学校 / 愛知)
山口 雄平氏(iCas storia / 東京)

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審査員
オリアナ・ティラバッシ氏(スプレンディードなどでヘッドシェフを務める世界が賞賛した女性シェフ)
パオロ・コロンネッロ氏(元イタリア大使館御用達シェフ。現在は横浜で「トリノ」のオーナーシェフ)
ピエトロ・アンブロゾーニ氏(元エノテカ・ピンキオーリ、現在はマンマルイザズテーブルオーナーシェフ)
山田 剛嗣氏(バリラ主催のワールドカップ、パスタワールドチャンピオンシップで日本人で唯一世界チャンピオンに輝いたシェフ)

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【結果】

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優勝
櫛田 賢市氏/びわ湖大津プリンスホテル レイクビューダイニング ビオナ
「昨年は3位でしたが。今年こそは、優勝を!と意気込み決戦に臨みました。念願が叶ってとても嬉しいです。
レシピを考えるために、毎日ペローニ・ナストロアズーロを飲んだ結果が現れたようです(笑)」

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「ピリ辛溺れダコのフリット~プンタレッラで両者は笑う」

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「牛ホルモンの炒め煮~北へ南へ~」

2位
梅木 駿氏/アベーテはるひ野店

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「リングイーネ タラバガニとほうれん草のジェノバ風」

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「仔牛の低温蒸しトンナートソース 削りわさびの香りを添えて」

3位+ジャーナリスト賞
山口 雄平氏/iCas storia

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「穴子とフォアグラのベッカフィーコ」

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「鴨肉のカチャトーラ」

*****

ペローニ・ナストロアズーロはもちろんワインにもよく合う料理が多く、若手シェフの腕の確かさが表れてるコンクールでした。

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クールで陽気なイタリアン・シェフ二人。
パオロ・コロンネッロ・シェフとピエトロ・アンブロゾーニ・シェフは雰囲気も似ていて「兄弟だよ!」と冗談を言っていました。

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第3回アマトリチャーナデイ

11月18日、コミュニティカフェななつのこ(世田谷区南烏山)で、「第3回アマトリチャーナデイ」が開催されました。
各地から約30のイタリア料理の店からシェフが集まりました。

アマトリチャーナは豚肉の頰肉の塩漬けとチーズとトマトベースのパスタ「アマトリチャーナ」発祥の地として知られています。

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アマトリチャーナを作るシェフたち。
いい香りが漂います。
仕上がりを待つのは長蛇の列。

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これがアマトリチャーナ。

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アマトリチャーナ以外にいろいろと各店舗自慢の料理があります。
これは静岡のオステリア・ティアロカの荒木シェフの「仔羊のサルサッチャ」。
ざっくりとオリーヴの実が入っていて、塩気がたっぷり。
ワインにぴったりです。

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和牛のタリアータ。
赤ワインがすすむ、すすむ。

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イタリア風おやき「ティジェッラ」も伝統的な焼き型でつくられていました。

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第3回 世界イタリア料理週間

11月19日~26日、世界各国(100カ国以上)で、世界週間が開かれます。

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駐日イタリア大使館において、ジョルジョ・スタラーチェ大使閣下によるプレゼンテーションがありました。
今年はレストラン・プロモーションの他に、楽天「イタリアンフードフェスティバル」、イオンスタイル直営バルでの山田剛嗣シェフ(世界パスタ大会優勝者)監修メニューの提供など、昨年よりもぐっとパワーアップ。
主な在日イタリア大使館公認「世界イタリア料理週間」公式イベントも発表されました。
イタリアの各省協力による一大キャンペーンです。

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2016年8月24日、イタリア中部地震の最大被災地・アマトリチャーナを支援するチャリティイヴェント「アマトリチャーナデイ」提唱者のイタリア在住のジャーナリスト池田匡克氏(左)とスタラーチェ大使閣下。

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ピーロート・ジャパン「ル・グラン・テイスティング」

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11月2日~4日、三日間にわたり目黒雅叙園でピーロート・ジャパン「ル・グラン・テイスティング」が開催され、約6,000名の来場者が最高品質のワインを楽しみました。

フランス
人気の一番はやはりフランス。30以上のブランドが集まりました。

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ドメーヌ・ベルターニャ Domine Bertagne

ブルゴーニュ、ウジョーの生産者。
安定した味わいで人気です。
今回はマダムが来場。

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ドメーヌ・ドゥ・バロナーク Doomaine de Baronarques

バロネス・フィリピーヌ・ドゥ・ロートシルトと彼女の二人の息子が、1998年、ラングドックのオード県リムー近くの ドメーヌ・ドゥ・バロナークを購入。
以来、ラングドック・ワインのトップを走り続けています。
ワインはエレガンスさと、ラングドックの親しみやすさを持っています。

オーストリア
グリューナ・フェルトリーナがやはり魅力。

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ローレンツ・ファイヴ Laurenz V.

1124年創業という古い歴史を持ちながらも、常に新しいことにもチャレンジし続けています。
「ローレンンツ・ファイヴ&ソフィー シンギング」はローレンツV(5世)の娘、ソフィー氏に捧げられた、シンギング(歌いたくなるような)ワインです。

 

■チリ
今回はチリのプレミアムワインが多数登場。

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クロ・アパルタ Clos Apalta

コルチャガ・ヴァレーに1994年、グラン マルニエ創業者のひ孫夫妻が創立したワイナリー。 
ラポストールとミッシェル・ローランの共同プロジェクトとして1997年にリリースされました。
上品な味わいのプレミアム・チリ。

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オッドフェル・ヴィンヤーズ Odfjell Vineyards

30年以上前、ノルウェー人で船舶所有者であったダン・オッドフェルがマイポ・ヴァレーを訪れ、その地のテロワールに魅了され、ワイン造りを始めました。
コルチャグア、ロントゥエ、カウケネスに畑を増やしましたが、そこには100年以上の樹齢のブドウも植えられています。
オッドフェルのロゴは、持続可能と不滅を象徴。
2012年にはバイオダイナミック農法のデメテール認証を受けました。

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ワインラベルもビオっぽい。

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ヴィーニャ・ヴィック Vina VIK

アレクサンデル・ヴィック氏が南アメリカで一番のワインを造ることを目指して興したワイナリー。

とても印象的なボトルデザインの「La Piu Belle」。
カベルネ・ソーヴィニヨン、カルメネール、カベルネ・フラン、メルロ、シラーのブレンド。

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世界各地の65の生産者が並ぶ会場は壮観。
また来場者の年齢が若返っている印象のあるグラン・テイスティングでした。

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ボルドー上級甘口ワインセミナー~「和の味」の最高の出会い

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11月1日、六本木「割烹 小田島」で、ボルドー上級甘口ワイン組合による「プレス向けフードペアリングセミナー」が行われました。
会場には生産者協会代表のエマ・ボードリー氏、シャトー・ド・マルサンのギヨーム・ゴンフリエ氏、シャトー・ルピアック・ゴディエのニコラ・サンフルシュ氏が来場。
ナビゲーターはソムリエの大越基宏氏。

ボルドー地方の甘口ワインの保護原産地呼称(AOP)は10あります。
AOPソーテルヌ、AOPバルサック、AOPルービアック、AOPサント・クロワ・デュ・モン、AOPカディヤック、AOPプルミエ・コート・ド・ボルドー、AOPグラーヴ・スペリウール、AOPコート・ド・ボルド・サンマケール、AOPボルドー・スーペリウール、AOPセロンス。
甘口と言っても、それぞれ味わいやスタイルが異なります。

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この日に提供されたワインは11種。
それぞれに和食の特徴的な味わいのものがペアリングされました。

🍷シャトー・ド・マルサン 2016 AOPプルミエ・コート・ド・ボルドー×「鯛の昆布じめ ウニソース」
ウニのねっとり感が甘口にぴったり。

🍷シャトー・ルピアック・ゴディエ 2016 AOPルービアック×「とうもろこしと長芋の揚げ物」
甘口ワインの高い酸が、揚げ物をすっきりと食べさせてくれます。

🍷パヴィヨン・ド・ルケット 2014  AOPルービアック×「イカの塩辛ゆず風味にふり胡麻」
塩辛と甘口ワインの意外な組み合わせです。これは自宅でも試したい組み合わせ。

ブドウの品種や、樽の使い方などでワインボディの重いものは、やはりしっかりした料理が合うようです、
また、塩味や油が甘口ワインのおいしさをより引き立てます。
以前よりは糖度を抑え、よりナチュラルな味わいを目指したものが多いように感じました。
そのためより料理に合わせやすくなっているようです。

新しい甘口ボルドーの楽しみ方を知ったセミナーでした。

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ギィ・マルタン シェフの「味覚の授業」

10月東京・中央区の明正小学校で、パリの二ツ星レストラン「ル・グラン・ヴェフール」のギィ・マルタン シェフによる「味覚の授業」が行われました。

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味覚の教育活動「味覚の一週間®」で行われている、小学生を対象にした「味覚の授業」。
マルタン・シェフはフランスで30年ほどこの「味覚の授業」を行っています。

「ボンジュール!!」マルタン先生が教室に現れると、小学3年生の勢い良い挨拶の声が響きました。
「発言する人は手を挙げてから」など、マルタン先生の授業ルールの説明から始まります。

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Step 1 パン
ひとりひとりに3つのパンが配られます。
「匂いを嗅いでみて、違う匂いがするか?」とマルタン先生。
次に「食べてみたら、味の違いが分かる」と。
じつはこれ、米粉でつくったパン、工場で大量生産された工業的なパン、職人が手作りでつくったパンなのです。

Step 2 水
今度は3つのカップに入った水が配られます。
ここでミネラルウォーターと水道水の違いを学びます。

Step 3 ゼリー
オレンジしたゼリーが2種。
ひとつは工場で人工的な香りと味わいで作られたもの、もうひとつは天然果汁を使って職人が作ったもの。

Step 4 5つの味のビスケット
5つの並べられたビスケットは5つの味(苦み、甘み、酸味、塩味、旨味)で作られています。

見て、匂いを嗅いで、甘いか?辛いか?熱いか?冷たいか?─味わうことの基本で、自分の身体に何が良いか? 何がお腹が喜ぶか?
「今日から何かを食べる時、君たちには今までとは違う味がするはず」というマルタン先生の最後の言葉でした。

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見て、香りを嗅いで、味わう─ワイン・テイスティングと同じでした。

写真提供:「味覚の一週間」®実行委員会

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CORAVIN(コラヴァン)発明・創立家によるプレゼンテーション

10月30日、31日、アカデミー・デュ・ヴァン青山校においてCORAVIN(コラヴァン)CEOグレッグ・ランブレクト氏によるプレゼンテーション「ブラインドテイスティング」が開催されました。

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コルクを抜くことなくボトルの中のワインを楽しめ、ワインを注いだ後にニードルを抜くとコルクが自然に穴を封止し,何カ月でもワインを保護する、という画期的なツール「CORAVIN(コラヴァン)」です。

CORAVINの発明・開発家で創業者のランブレクト氏は、MIT(マサチューセッツ工科大学)卒業後、医療器具の開発に携わりました。
神戸に住んでいたこともあって、プレゼンテーションは日本語で行われました。

ワイン愛好家でもあったランブレクト氏は、ワインをいつまでもおいしく飲みたいと思っていました。
ガン治療で使う特殊な針を使えば、コルクを抜くことなくワインをグラスに注ぐことができるのではないか?と考えたのです。
「アイデアはあったが、開発は難しかった」とランブレクト氏。

2013年に背品として発売がスタートしたCORAVINですが、材質の変化、カラーヴァリエーションの追加など進化し続けています。
現在、世界70カ国で発売。
ワイナリー、レストラン、エデュケーター、ワイン・ラヴァーなどの他にロバート・パーカーやジャンシス・ロビンソンなどにも愛用されています。

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2カ月前にCORAVINを使用して開けたワインと、当日に抜栓したワインを比較するブラインドテイスティングが行なわれました。
CORAVINを使用したブルゴーニュ/ヴォルネイ2015は、新鮮な味わいを保っていて、とて抜栓して2カ月経ったものとは思えません。

一度に飲みきれないグラン・ヴァンを新鮮なままもう一度飲みたいワイン・ラヴァー、高価なワインをグラス売りしたいレストラン&バーにはとても貴重なツールです。

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http://www.coravin.jp/

CORAVINについてのより詳しいことは専用ホームページで

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八丁味噌ソースのおにぎり ~West meets East~

「味覚の一週間」®第7回インターナショナルBENTOコンクールに応募した「八丁味噌ソースのおにぎり ~West meets East~」が実行委員会賞をいただきました。
今年のテーマは「おにぎりで出会う食文化」。

以前、フランス人との会食でステーキが出た時、そのフランス人がいきなりフォークでソースの味見をしたので、なぜそうしたのか訊くと、「ステーキはフランスの家庭でよく食べられるが、家それぞれのソースの味がある」と言われました。
「フランス料理はソースで食べる」とも言われますが、「本当にそうなのだ」、と実感。

そこで、おにぎりをソースで食べては?と言う発想でつくったのがこの料理。

ソースには日本の伝統的な食材という事で先日、入手したカクキューの「有機 八丁味噌」を使用。
味醂と料理酒を同量加え、隠し味に顆粒の野菜コンソメを少々加えます。

具はエスカルゴにしたいところですが、予算(コンテスト規定で500円以内)なので、食感のタコのアヒージョに、海老のアヒージョを加えたもの。

おにぎりの表面にいり胡麻をまぶして、八丁味噌ソースとおにぎりのごはんの違和感を無くします。
味噌と胡麻の相性の良さは周知のこと。

さっぱりした後口にしたいので薬味に細ネギを加えました。
みじん切りにトッピングにするのではなく、まるごと1本添えたのは、手で千切って加えて食べて欲しいから。
伝統的なフランス料理では、完成した形で料理が提供されますが、日本では焼き魚のスダチのように食べる人が手を加えることがあります。
食材や調理法だけでなく、食べ方にも食文化の違いが現れるからです。

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賞品で天然羅臼昆布をいただきました!

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