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ユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボル

ユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボルドー(本部フランス・ボルドー)の2018年度アジア・ツアー(日本、韓国、中国、香港)の皮切りとして、11月19日に大阪、11月20日に東京でワイン業界関係者を対象とした試飲会が開催され、大阪会場には史上最多の86シャトーが、また東京会場には昨年同様に96シャトーが参加。
今年日本市場で販売が始まったヴィンテージ2015が出展されました。
また参加者数は大阪は600名弱、東京は1000名超となりました。

ユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボルドー
プロモーション活動を行うことを目的にユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボル
ドーは創立されました。

グラーヴ、ペサック・レオニャン、サンテミリオン・グラン・クリュ、ポムロール、リストラック・アン・メドック&ムーリス・アン・メドック、オ・メドック&メドック、マルゴー、サン・ジュリアン、ポイヤック、サンテステフ、ソーテルヌ&バルサック、のボルドー各地区の格付けシャトーを中心に、現在134シャトーが加盟。会長はドメーヌ・ド・シュヴァリエ(ペサック・レオニャン)のオリヴィエ・ベルナールが務めています。

ソーテルヌ&バルサック

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シャトー・ギロー Ghâteau Guiraud

1776年にネゴシアンであったピエール・ギローが購入し、1855年にプルミエ・グラン・クリュ・クラッセとなりました。
100ヘクタール以上の畑を有し、サステイナブルを実践し、2011年にはプルミエ・グラン・クリュ・クラッセとしては初めて有機農法の認証を取得しています。

🍷シャトー・ギロー 2015
ソーテルヌ
ブドウ:セミヨン65%、ソーヴィニヨン・ブラン35%
熟成:24カ月、新樽比率90%
しっかりした味わいの、フィネスがあふれるクラシックなソーテルヌ。

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シャトー・ド・ファルグ Ghâteau de Fargues

1306年、レイモン・ギレム・ド・ファルグ枢機卿によって建設されたシャトー・ド・ファルグは、1586年、婚姻によりリュル・サルスの名と紋章を掲げることになりました。
以来、5世紀以上にわたり、リュル・サルス家が、質の出来が良くない年は瓶詰しないこだわりのワイン造りを続けています。

🍷シャトー・ド・ファルグ 2015
ソーテルヌ
ブドウ:セミヨン65%、ソーヴィニヨン・ブラン35%
熟成:24カ月、新樽比率90%
ナッツの味わいがアクセントのソーテルヌ。

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シャトー・ラフォリー・ペイラゲイ Ghâteau Lafaurie-Peyraguey

現オーナーのシルヴィオ・デンツ氏はクリタルグラスのメゾン「ラリック」も経営。
ボトルには1938年にルネ・ラリックにより産み出され、1929年にコート・ダジュール・プルマン・エクスプレスの寝台列車の内装に使われた「女性と葡萄」が2013年ヴィンテージからあしらわれています。

🍷シャトー・ラフォリー・ペイラゲイ 2015
ソーテルヌ
ブドウ:セミヨン93%、ソーヴィニヨン・ブラン6%、ミュスカデル1%
熟成:18カ月、新樽比率40%
若々しいセミヨンが楽しめるワイン。
セミヨンの比率が高いので、熟成ふが楽しみ。

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シャトー・ドワジー・デーヌ Ghâteau Doisy Daëne

1924年からデュブルデュー家の所有のシャトー。
現在でも家族経営で写真は4代目のジャン-ジャック・デュブルデュー氏。

🍷シャトー・ドワジー・デーヌ 2015
バルサック
ブドウ:セミヨン87%、ソーヴィニヨン・ブラン13%
熟成:18カ月、新樽比率33%
バルサックは石灰質土壌。標高が高いのでソーテルヌよりも収穫が早い。
樹齢40年以上のブドウから造られ、みずみずしい酸、なめらから口当たり、しっかりしたストラクチャー…ソーテルヌとはひと味違うバルサック。

ペサック・レオニャン

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シャトー・マラルティック・ラグラヴィエール Ghâteau Malartic-Lagravière

18世紀末にモウル・ド・マラルティック家がドメーヌ・ド・ラ・グラヴィエールを取得し、フランス王に仕えた提督のイポリット・ド・マラルティック伯爵に敬意を表して、シャトー・マラルティック・ラグラヴィエールと名付けられました。
1966年にアルフレッド⁻アレクサンドル・ボニー氏が取得そ、醸造所の設備を一新。
ミシェル・ローラン氏をコンサルタントに迎え、近年、評価がさらに高まっています。
ボルドーで赤、白共に格付けされている6つのシャトーのひとつ。

🍷シャトー・マラルティック・ラグラヴィエール 赤 2015 
ブドウ:カベルネ・ソーヴィニヨン45%、メルロ45%、カベルネ・フラン8%、プティ・ヴェルド2%
熟成:15~22カ月、新樽比率40~70%
バランスよく、若い時でも熟成してからも楽しめるワイン。

🍷シャトー・マラルティック・ラグラヴィエール 白 2015
ブドウ:ソーヴィニヨン・ブラン80%、セミヨン20%
熟成:10~15カ月、新樽比率40~70%
フレッシュなソーヴィニヨン・ブランが魅力。

グラーヴ

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シャトー・フェランドゥ Ghâteau Ferrande

19世紀に再建された美しいシャトーを持つシャトー・フェランドゥ。
何人かの裕福な人々やネゴシアンの手に渡り、1992年、カステル家が以前のオーナー、デルノー提督から取得しました。
グラーヴ地区の中央に位置する畑は、94 ヘクタール(赤ワイン用89 ヘクタール、白ワイン用5 ヘクタール)。

🍷シャトー・フェランドゥ 赤 2015 
ブドウ:メルロ50%、カベルネ・ソーヴィニヨン50%
熟成:14カ月、新樽比率30%
食事といっしょに楽しめるワイン。

🍷シャトー・フェランドゥ 白 2015
ブドウ:ソーヴィニヨン・ブラン30%、ソーヴィニヨン・グリ30%、セミヨン40%
熟成:10カ月、新樽比率15%
フレッシュな果実味のエレガントなワイン。

サン・ジュリアン

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シャトー・ランゴア・バルトン Ghâteau Langoa Barton

1821年、アイルランドのヒュー・バルトン氏が取得。
以来現在までバルトン家が所有。

🍷シャトー・ランゴア・バルトン 2015 
ブドウ:カベルネ・ソーヴィニヨン57%、メルロ34%、カベルネ・フラン9%
熟成:18カ月、新樽比率60%
サン・ジュリアンのテロワールをよく現したフィネスあふれるワイン。

シャトー・レオヴィル・バルトン Ghâteau Léoville Barton

1826年、ヒュー・バルトン氏がレオヴィルの広大な敷地の一部を買い取りシャトー・レオヴィル・バルトンを創設。

🍷シャトー・レオヴィル・バルトン 2015
ブドウ:カベルネ・ソーヴィニヨン74%、メルロ23%、カベルネ・フラン3%
熟成:18カ月、新樽比率60%
サン・ジュリアンのカベルネ・ソーヴィニヨンの特徴が出ている、ストラクチャーのしっかりしたワイン。

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シャトー・ランゴア・バルトンとシャトー・レオヴィル・バルトンを手にする9代目当主リリアン・バルトン=サルトリウス氏。

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シャトー・タルボ Ghâteau Talbot

イギリスの軍人で、ギュイエンヌを収める総督でもあったタルボット元帥の名に由来するシャトー。
1991年にコエルディエ家が取得し、日本でも馴染みの深いワインです。

🍷シャトー・タルボ 2015
ブドウ:カベルネ・ソーヴィニヨン68%、メルロ28%、プティ・ヴェルド4%
熟成:14~16カ月、新樽比率50%
穏やかな果実味に、ヴァニラ、スパイスの複雑な味わい。
安定した味わいがこのワインの魅力。

オー・メドック

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シャトー・ラ・ラギューヌ Ghâteau la Lagune

ガロンヌ河の沖積土でできた丘の上に「干潟(ラ・ラギューヌ)」という村が作られ、ブドウ畑が拓かれました。
1730年代にシャトーが建てられ、シャトー・ラ・ラギョーヌと名付けられ、1855年の格付けではそのワインは3級を獲得しました。
1964年にシャンパーニュのアヤラが所有、その後2000年にフレイ家が取得しました。
フレイ家は積極的に投資。

🍷シャトー・ラ・ラギューヌ 2015
ブドウ:カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロ30%、プティ・ヴェルド10%
熟成:18カ月、新樽比率50%
果実実のバランスが良いため早くから楽しめるオー・メドック。

マルゴー

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シャトー・フェリエール Ghâteau Ferrière

18世紀、ボルドーで王室御用達の仲買商をしていたガブリエル・シェリエールが創業。
1992年、ヴィラール・メルロー家が取得し、18ヘクタールの畑(シャトー・マルゴーの隣)からワインを造っています。
2015年有機栽培認証を得て、現在、ビオディナミに転換中。

🍷シャトー・フェリエール 2015
ブドウ:カベルネ・ソーヴィニヨン51%、メルロ41%、プティ・ヴェルド6%、カベルネ・フラン2%
熟成:18カ月、新樽比率40%
優しい香り、味わいのエレガントでフィネスを持つワイン。

写真はオーナーのクレール・ヴィラール・リュルトン氏

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2015年は暑い年だったため、カベルネ・ソーヴィニヨンの品質が良く、メドックなどカベルネ・ソーヴィニヨンの比率の高いが出色のできでした。

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